ModelSim/Questa 一覧

ModelSim/Questa について

ModelSim(モデルシム)/Questa(クエスタ) は FPGA 設計に理想的な検証ツールです。
高速な論理シミュレータに デバックや解析用の機能を豊富に備えた  ModelSimやQuesta はFPGA 開発における検証工数を減らし、検証期間を短縮します。

無料で使える ModelSim Intel FPGA Starter Edition から、高速で最新の検証手法を備えた Questa Ultra まで豊富にラインナップを取り揃えており、多くの製品が必要に応じて上位製品に移行できます。

上位ツールしか所有していない機能を使う時は追加コマンドは必要ですが、基本の使い方や環境データは各ツールで共通なので、部内でModelSim とQuestaを混在して使用できます。

シミュレータの選択ポイント

シミュレータを選ぶためのポイントは、速度、デバッグ機能、技術サポートの3つです。

1.シミュレーション速度が速い事
2.役立つデバッグ機能を持っていること
3.技術サポートが充実していること

絶対に必要な項目、今後必要にかもしれない項目などの優先順位や将来性と費用から最適なシミュレータや本数を選定します。
(弊社にご連絡して頂ければ、お客様の設計環境を考慮して最適なシミュレータや検証環境をご提案致します。)

アルティマではメンターグラフィックスの ModelSim/Questa をお勧めしています。その理由は・・・ <クリック!>

ModelSim/Questa の種類

ModelSim と Questa は以下のように、インテル® が提供する 無料の ModelSim から メンターグラフィックスが提供する ModelSim と Questa の豊富な種類があります。

ライセンス種類 ModelSim-Intel®FPGA Starter Edition ModelSim
Intel
® FPGA Edition
ModelSim
PE
ModelSim
DE
Questa Core Questa Prime Questa Ultra

実行速度

9

12

30

100

行数制限

10,000

なし

なし

なし

32bit OS対応

Windows 7/8.1
/10/Linux

Windows 7/8.1/
10/Linux

Windows 7/8.1/10

Windows 7/8.1/
10/Linux

64bit OS対応

制約付で実行可能 *1

Linux X86/
Windws7/8/10

ライセンス

不要

Fixed/
Floating

Fixed/Floating(Option)

Floating

対応ライブラリ

インテル® FPGAのみ

制約なし

デバイスサポート

インテル® FPGA
(小規模)

インテル® FPGA
(全規模)

制約なし

コードカバレッジ

- -

波形比較

- -

データフロー

- -

アサーションベース検証

- - -

機能カバレッジ

- - - - -

制約付ランダム検証

- - - - -

OVM/UVM

- - - - -

検証マネジメント

- - - - Option

パワー・アウェア・
シミュレーション

- - - - - -

インテリジェント・
テストベンチ・
オートメーション

- - - - - -

マルチコア
シミュレーション

- - - - Option Option Option

マニュアル

簡易マニュアル
(弊社アルティマ 提供)

チュートリアル/ユーザマニュアル/リファレンスマニュアルなど
(メンター・グラフィックス社 提供)

ライセンス期間

ライセンス不要 1年間

永久*2/期間ライセンス

技術サポート

アルティマ アルティマ と メンター・グラフィックス社

入手方法

ソフトウェアダウンロード(無料)

ご購入 
お見積もりは

こちら

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*1:32bitアプリケーションとして動作(WOW64)しますので、メモリサイズは32bit OSの制約になります。

*2:保守契約することで、バージョンアップやサポートを継続できます。保守費用は新規に製品を購入するより大幅にお得です。


言語サポート

ModelSim/Questa は最新の言語をサポートしています。また、言語毎に異なったエンジンでシミュレーションするのでは無く、1つのエンジンで多言語を同時にサポートします。

Feature

ModelSim PE

ModelSim DE

Questa Core

Questa Prime

Questa Ultra

VHDL IEEE1076-1987, 1993, 2008

VHDL / Verilog 両言語混在

Option

Option

Option

Verilog 2001, 2005

SystemVerilog IEEE 1800-2012

SystemVerilog and PSL IEEE 1850 Assertions

-

SystemC 2.2

Option

Option

Option

Analog/Mixed Signal (Advance MS Product)

-

-

Option

Option

Option

Verilog PLI/VPI

SystemVerilog Direct Programming Interface

VHDL FLI

-

-


インテル® が提供する ModelSim の特徴

ModelSim ISE (Intel® FPGA Starter Edition)

・インテル® が提供する 無償 の ModelSim です。
・1万ラインを超えると実行速度が“1”以下になります。 小さな回路の検証に使うことができます。
・ライセンス設定が不要で、ソフトウェアをダウンロードするだけでご利用頂けます。


ダウンロードはこちら


ModelSim IE (Intel®FPGA Edition)

・インテル® が提供する 安価な ModelSim です。
・ModelSim ISE のライン制限が無くなり、シミュレーション速度はISEの 約1.3倍です


ダウンロードはこちら


メンター・グラフィックス社が提供する シミュレータ の特徴

メンター・グラフィックスが提供するシミュレータは ModelSim と Questa があります。
ソフトウェアや日本語マニュアルのダウンロードは メンター・グラフィックスの SupportNetをご利用ください。


ModelSim PE

・ModelSim AE と比べてシミュレーション速度が 約2.5倍になり、コードカバレッジ波形比較データフローを標準で搭載しています。
・オプションにより VHDL と Verilog の混在シミュレーションを行えます。
・Windows専用のシミュレータなので、Linuxでは使えません。<32> ・アサーションペース検証を行える ModelSim DE へ Upgradeすることが可能です。

設計者1人に最低限1本は欲しいシミュレータです。


技術サポートはアルティマだけでなく、メンター・グラフィックスからも受けることができます。FPGA デバイスに関係する質問はアルティマ、ModelSimに特化した質問はメンター・グラフィックスへお問い合わせることができます。また、メンター・グラフィックスが作成した日本語版のチュートリアル、詳細なユーザマニュアル、リファレンスマニュアル、コマンドマニュアル、クイックガイド やオンラインビデオなどをご利用いただけます。


ModelSim DE

・メンター・グラフィックスが提供する製品です。
・ModelSim PE の機能に加えて アサーションベース検証 (ABV)機能を追加しています。

アサーションベース検証を行うと、シミュレーション中にエラーが発生すると直ちにアラームを発しますので、出力ピンに誤信号が到達しないバグの把握や設計者が想定していないバグの発見に役立ちます。
・更に高速な Questa Core へ Upgradeすることができます。

アサーションベース検証の詳細はこちら


Questa Core

・メンター・グラフィックス社が提供する製品です。
・ModelSim DE の機能に加えて、ModelSim PE/DE と比べてシミュレーション速度が 3倍 以上、ModelSim ISE と比べて 11倍 以上も高速になります。
・更に検証機能を充実した Questa Prime へ Upgradeすることができます。

実機検証でのデバックは、シミュレータのパフォーマンスが重要となりますので、最低限 Questa Core を1本お持ちになることをお勧めします。

また、更にシミュレーション速度を向上させたい方は マルチコア シミュレーション オプションもご用意しています。
最近の PC はマルチコアのプロセッサを搭載していますので、このオプションを使うと Questa が回路を自動で分割して、分割された回路毎に各プロセッサを割り当てるので、条件により数倍も高速にシミュレーションできます。


Questa Prime

メンター・グラフィックスが提供する製品で、Questa Core に 制約付ランダムテスト機能カバレッジ機能を搭載し、OVM/UVM にも対応しています。

制約付ランダムテストは、(検証が不要なパターンを除くための制約を付けた)ランダムなテストパターンを自動生成させて、アサーション制約を付けた箇所を検証する手法です。
設計者が想定していない検証を行えるので、市場不具合を減少させるために有効な検証手法で、現在は ASIC 設計の多くで使われています。
また、機能カバレッジは、自動で生成したテストベンチがどの程度までカバーしたのかを観測する機能で、ランダムテストを終了させるタイミングを測ることができます。


Questa Ultra

メンター・グラフィックスが提供する製品で、Questa Prime に インテリジェント・テストベンチ・オートメーション機能を搭載しています。

制約付ランダムテストでカバー率が 90% を越えてくると、同じパターンが発生する確率が高まりテストベンチが長くなります。インテリジェント・テストベンチ・オートメーション は、テストベンチを解析して 既に検証済みのパターンを省くことで、テストベンチを 約75%も削減します。
回路規模が大きく、段数が深くて、制約付ランダムテストでの検証に時間がかかる場合に便利なツールです。


その他の検証ツール


Questa Formal

メンター・グラフィックス が提供する製品で、シミュレーションを補完する フォーマル検証を行うツールです。

フォーマル検証は、RTL とアサーション制約から、設計上考えられるすべての動作を解析し、不具合が起こる可能性があるかどうかを検証します。調べた結果から実際に不具合が起こるテストベンチを生成しますので、そのテストベンチを使って 回路設計者が RTL を修正します。
フォーマル検証はテストベンチやシミュレーションの実行が不要で、シミュレーションで見落とされた可能性のある設計エラーを確実に検出します。なお、同じような名前で等価検証ツールがありますが、フォーマル検証とは機能が異なります。


Questa CDC

メンター・グラフィックス が提供する製品で、異なるクロック間におけるデータ転送の問題を検証するツールです。

非同期クロック間におけるメタステーブル、リコンバージェンス、レーシングなどの検証はシミュレータやタイミング解析ツールでは検証できません。

CDC 検証は、回路の構成から問題の起こりそうな箇所を検索して分かりやすくレポート、本当に不具合が起こるかどうかを検証できるように データを取りそこなうプロトコル検証用のチェッカー(アサーション記述)を自動生成、メタステーブルが起きそうなクロックタイミング(ニアミス)時にわざとメタステーブルが起きたように論理を反転させてシミュレーションで検証する環境を提供します。


Veloce

メンター・グラフィックス が提供する製品で、ハードウェアでシミュレーション(エミュレーション)するツールです。

数MHzで高速に検証できる一方で、シミュレータと同じようなデバック環境をサポートしています。アサーション検証もハードウェアで検証するので、他社製品のようにアサーション検証を行うと急激にシミュレーション速度が遅くなることはありません。



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