FPGAやマイコン、高速インタフェース、画像処理、ソフトウェアなど、組込み電子機器設計のコアになる技術を組み合わせ、お­客様が使いやすい、すぐに使えるソリューションを提供します。

Odyssey Demo Show Case (1) MAX10 Kit

Mpression Odyssey MAX®10 kitはインテル®MAX10 FPGAとブロードコムのWiced SMART BLEモジュールを使った評価キットで、FPGAやセンサーをBluetooth®経由でスマートフォンで制御する画期的な評価・開発キットです。
本デモではMAX10 FPGAの特徴である2つ内蔵のコンフィギュレーション領域をスマートフォンから切り替え、瞬時に別のFPGAデザインを動作させる様子を見ていただけます。

Sodia Demo Show Case(1)

Mpression Sodiaボードを使用し、ビデオ変換とOpenCLを使用した2種類のデモを紹介。
Sodiaボード にSDIドータボード、LVDSドータボード、DVIモニタを接続し組み込みパネルコンピュータをイメージしたデモを構築。カメラ入力画像やシステム画像をリアルタイムにDVIモニタや操作画面をLVDS液晶パネルに出力しています。またOpenCLを使用したマンデルブロ集合の計算をFPGAで加速化するデモを移植しています。これら様々な要素技術を集約することであらゆるアプリケーションに対応可能で、物体検知、ビデオ監視、および自動運転支援など、様々なシステムに適用でき広範なアプリケーションのアルゴリズム開発や検証などが可能になります。

Sodia Demo Show Case(2) Real time image clarifying IP Demo

Mpression Sodia ボード を使用し、ジーニック社製画像鮮明化 IPコア(FogFine)を実装した画像鮮明化デモを構築しました。
本デモでは、SodiaボードにDVIドータカードを接続し、特に視認性が低下する夜間(超低照度)、逆光及び霧の画像をSodiaボードに入力しリアルタイムに画像鮮明化処理を施した画像をモニタに出力しています。
FogFine IPコアをCyclone® V SoCに実装することで、SoCによるネットワーク通信とFPGAによる画像鮮明化の並列処理が1chipで実現でき、様々な監視カメラソリューションに応用が可能となります。
本デモ・デザインは、ジーニック社によって構築されています。

Sodia Demo Show Case(3) Low Latency Warping demo

Mpression Sodiaボードを使用し、TAKUMI社製歪み補正IPコアTW200を実装した低遅延Warpingデモを構築しました。本デモでは、Sodiaボードに2M pixelカメラモジュール搭載の100BAE-T1 HSMC cardを接続し、入力するFull-HDカメラ画像を3ミリ秒~8.3ミリ秒の低遅延でリアルタイムに歪み補正や台形補正、反転、樽型などの任意形状変換、拡大、縮小、チルトなどの処理を行い、外部モニタに処理画像を出力しています。
この歪み補正IPコアTW200をCyclone® V SoCに実装することで、プロジェクタやデジタルサイネージ、監視および業務用カメラ、電子ミラー、HUD(Head Up Display)、車載情報端末など、民生からFA、車載に至る様々なシステムに適用でき広範なアプリケーションの開発や検証が可能になります。(本デモ・デザインは、TAKUMI社によって構築されています。)
詳細情報はRocketboards に掲載しています。

Sodia Demo Show Case(4) QuickBoot

Mpression Sodiaボードユビキタス社製QuickBoot R2.0 を実装しFPGA内蔵CPUを高速に起動するデモを構築いたしました。
本ビデオではMpression Sodiaボードを電源オフ状態からわずか3.5秒でUbuntuが起動するデモをご覧いただけます。
QuickBootは、ユビキタス社が独自開発した起動技術で、アプリケーション側で使用しているメモリ量に依存せずに電源オフの状態から数秒で起動し、ユーザーが使用できる状態にするオリジナルソフトウェア製品です。
インテル® Cyclone® V SoCとユビキタス社製QuickBootの組み合わせにより、車載機器や複合機、プロジェクターなどの事務機器、FA・産業機器、放送機器、医療機器など、より幅広いマーケットでの起動時間や待機電力に関する課題解決にお役にたてます。

Helio Demo Show Case(1) Network camera server demo

Mpression Helio ボード を使用し、USB カメラ(HDサイズ)でキャプチャした動画をサーバ経由でストリーミングしながら、 HD サイズからフル HD サイズにアップスケーリングした動画表示が可能になります。
FPGA ブロックで 720p から 1080p へ画像の拡大処理を行う事により、CPU の負荷を低減し、画像出力処理を円滑にさせ、処理遅延が少ない滑らかな画像処理を実現しています。リファレンス・デザインと詳細情報は Rocketboards に掲載しています。
(本デモ・デザインは、DSN パートナーアポロ技研によって構築されています)

Helio Demo Show Case(2) Helio Xwindow system demo

Mpression Helio ボードと Helio View を使い、Linux に Xwindow system を使用し、LXDE デスクトップ環境を構築するデモで、本リファレンス・デザインを活用することで、Linux 組込み機器の早期導入やデスクトップ環境構築を可能にします。リファレンス・デザインと詳細情報は Rocketboardsに掲載しています。
(本デモ・デザインは、DSN パートナー近藤電子工業によって構築されています)

Helio Demo Show Case(3) Human Recognition demo

Mpression Helio ボード を使用し、DVI より入力された画像に対して人物(上半身)検出を行い、検出点に対して矩形を描画することが可能です。人物検出の最大数は10点で、画像はDVI入力された720p(60fps)を対象としおり、FPGA ブロックにて画像入出力や矩形描画処理を行ない、HPS ブロックにて人物認識処理を行ないます。(今回のデモ並びにリファレンス・デザインは静止画での人物件検出となっていますが、技術的には動画への対応も可能です)
リファレンス・デザインと詳細情報はRocketboards に掲載しています。(本デモ・デザインは、ダイナシステムによって構築されています)

Helio Demo Show Case(4) Multi-channel PWM Demo

Mpression Helio ボード を使用し、PWM 10チャンネル制御アプリケーションを構築。
Linux によって各チャネル毎の回転速度を監視し、10個のファンへの PWM デューティ設定を FPGA ファブリックにて0.05%刻みで設定可能となっており、ファン回転速度制御が可能となっています。
リファレンス・デザインと詳細情報はRocketboards に掲載しています。(本デモ・デザインは、DSNパートナーエヌ・ディ・アール社によって構築されています)

Helio Demo Show Case(5) 2D Graphics Demo

Mpression Helioボード を使用し、ディジタルメディアプロフェッショナル社製グラフィックIPコアant200を実装した2Dグラフィックスデモを構築。
ant200は世界最小ロジックサイズを誇り、インテル®SoC FPGAに実装することで、低コストでリッチなユーザインタフェースを実現。また、ベクターグラフィックスに対応しているため、特に地図や文字データをサイズの異なる様々なディスプレイに対して描画することに最適です。
リファレンス・デザインと詳細情報は Rocketboards に掲載しています。(本デモ・デザインは、DSNパートナーディジタルメディアプロフェッショナル社によって構築されています)

Helio Demo Show Case(6) Haze Reduction Demo

Mpression Helioボードを使用し、日本システムウエア社製画像処理 IPコア Haze Reduction を実装しました。
本デモでは、入力画像を Haze Reduction IPでリアルタイム処理し、霞および霧を除去し画像の鮮明化を実現しています。
Haze Reduction を実装することにより、霞除去処理と並列に物体検知などの画像認識をLinuxアプリケーションに処理させることで、監視カメラなどの画像認識ソリューションに最適となります。
リファレンス・デザインと詳細情報は Rocketboards に掲載しています。(本デモ・デザインは、日本システムウエア社によって構築されています)

Helio Demo Show Case(7) Warping Engine IP Demo

Mpression Helioボード を使用し、TAKUMI社製歪み補正IPコアTW100を実装しました。
本デモではHelioボードに180°魚眼レンズ付カメラを接続し、入力した画像をリアルタイムに歪み補正・パノラマ変換・画像の切り出しを行いモニタに出力しています。
TW100の自由度の高い画像変換機能は、高解像度画像や60fps等の高性能を要求するシステムに対応可能であるため、インテル®SoC FPGAに実装することで、監視カメラや車載カメラシステム、HUD(Head-Up Display)、HMD(Head-Mounted Display)プロジェクタ等、様々なシステムに適用することが可能です。
デモ・デザインと詳細情報はRocketboards に掲載しています。(本デモ・デザインは、TAKUMI社によって構築されています)

Beryll Demo Show Case(1) USB 2.0 480p Video Isochronous demo

Mpression Beryllボード を使用し、USB 2.0での480pのビデオ転送を実現しています。 Microtronix 社の HDMIドータカードに入力された映像ソースが FPGAに取り込まれ、FPGA 内部でマクニカにて設計したスケーラIPでの画像処理後、Cypress 社の USB2.0 コントローラIC 「EZ-USB® FX2 」用ブリッジ回路を経由して、最終的にFX2を通じて USB2.0 に変換されます。
また、USB 用ソフトウェアは、マクニカが作成したUSB2.0ビデオクラスを活用し、480p のIsochronous 転送を実現しています。

Hydra Demo Show Case(1) Mutil Panel Interface demo

Mpression Hydra ボード を使用して、従来のパネルインタフェースである LVDS だけでなく、既存の SoC がサポートしてないeDP(Embedded DisplayPort)やMIPIの様な高解像度の新しいパネルインタフェースの実現を、同じFPGAのプラットフォームで可能にしています。
LVDS は FPGA からダイレクトで出力され、eDPはインテル®のIPを使用してフルHDを実現し、MIPIは Northwest Logic社のIPを使用してHD解像度を実現しています。 また、これらの画像処理にはインテル®の 画像処理用IP が使用されています。(画像処理用IPの実装例こちら

Hydra Demo Show Case(2) HD camera surround view demo

Mpression Hydra ボードを使用して、トラックの模型に4個のカメラを接続して、 Surround Viewのデモシステムを構成しています。 従来のNTSCやVGAのカメラに比較して約3倍の解像度のある HDカメラを使用しているので、高精細な画像でのSurround View システムの実現が可能です。 また、各カメラの魚眼補正やTop Viewでの画像合成をFPGA 1Chipで実現しています。

MIPI Show Case(1) D-PHY DSI HD LCD Panel demo

Mpression  MIPI DSI LCD Card に接続されたMpression Hydra ボード を使用することで、MIPI DSIのパネル出力を実現しています。
MIPI DSI LCD Cardに搭載されているDVIを通じて入力された映像ソースが V-by-One®HS に変換され、Hydra ボード上の FPGA に実装されている V-by-One®HS の IP を通じて FPGA に取り込まれます。FPGA 内部で 90°の回転処理がされ、Northwest Logic 社製の MIPI D-PHY DSI IP により処理したデータを Meticom 社製 MIPI D-PHY DSI トランスミッタを経由して LCD パネルに映像を出力しています。
また、Mpression Nitro ボード 向けの MIPI DSI LCD Card のリファレスデザインも用意されています。

Nitro Demo Show Case(1) 4K2K Upscaling demo

Mpression Nitro ボード を使用し、DVIの1080p(1920×1080 60fps)入力信号を インテル®の画像処理用IP(Video IP Suite) の Scaler を使用して 4 倍に Upscaling し、4 つのモニタに 4K2K 映像を出力(3840×2160 60fps)するデモシステムです。なお、画像出力にはシリアル高速トランシーバのV-By-One® HS を使用し、別ボードでV-By-One® HS → DVI 出力に変換して実現しています。

Nitro Demo Show Case(2) Video Cross Conversion demo

Mpression Nitro ボード を使用し、独立した2系統の3G-SDI 1080p(1920×1080 60fps)入力信号を、それぞれHDMI 、DVIに映像フォーマット変換して2つのモニタに出力する構成です。
本Cross Conversionでは、映像変換にはインテル®の画像処理用IP(Video IP Suite) を使用しています。Video IP Suiteで構成するブロック間はAvalon-STで接続されており、組み合わせ次第で映像のスイッチングやミキシングを簡単に制御することが可能になります。

Nitro Demo Show Case(3) IF.HOTARU Demo

Mpression製の IF.HOTARU IPコア とインテル®のFPGAを組み合わせた高速の光伝送によるソリューションです。本デモでは、光リンク対応カメラからの非圧縮映像データを、20m以上の光ケーブルを経由し、Mpression製の Nitroボード(インテル®Cyclone® V GX搭載)で受信しています。
IF.HOTARUはポイント TO ポイントのデータ転送を行うシンプルかつスケーラブルなオープンプロトコル技術としてIF.HOTARUインターフェース・コンソーシアムにて規格策定が行われている技術です。ターゲットとしている帯域は3.125Gbps~100Gbps 超で適用分野はマシンビジョンに限らず、映像機器、業務用印刷機、半導体関連装置、医用画像診断装置、科学技術機器などの画像領域に加え無線機器、レーダー機器、各種計測機器など非画像領域など幅広くご活用いただけます。

Nitro Demo Show Case(4) 6ch Surround View Demo

Mpression Nitroボード を使用し、クレーンの模型に6個のカメラを接続したSurround Viewのデモシステムを構成しています。 一般的なSurround Viewは4個のカメラですが、大型や特殊車両に向けた6個のカメラを使っています、さらに従来のNTSCやVGAのカメラに比較して約3倍の解像度のある HDカメラを使用しているので、高精細な画像でのSurround View システムの実現が可能です。 また、本デモ構成はSurround Viewだけでなく監視カメラシステムにも応用可能です。

Nitro Demo Show Case(5) Multi Channel DMA demo

Mpression Nitro ボード 及び Embedded カード を使用し、株式会社システック社製SYPCIE(インテル®FPGA のPCI Express Hard IP Block に対応したDMA Controller)を実装しました。パソコンとNitro ボードをEmbedded カードを通じケーブルPCI Express で接続しています。Nitro ボードにはPCI Express のHard IP Block が内蔵されたCyclone V SoC が実装され、Hard IP Block の後段にDMA Controller を実装しています。パソコンにインストールした実効レート測定ツールを使用し、DMA Channel を増やした際のRead/Write パフォーマンスをご覧いただくことが可能です。

Ethernet AVB Demo Show Case(1) Audio demo

メディア機器間だけでなく車載機器でもニーズのあるEthernetによる接続を、Cyclone® IV E搭載のDE-2にEthernet AVBのIPを使用してAudioデモを実現しています。 本デモ・ビデオでは、スイッチを介して接続されたDE-2間を、IEEE802.1AS(同期保証)並びにIEEE802.1Qav(ストリーム中継方式)に対応させて、音声データの転送と合わせて7セグLEDによる視認性を用いて同期性が確認できます。

Ethernet AVB Demo Show Case(2) Video transmission demo with time synced

アルティマが開発したインテル FPGA向けの CC-Link IE FieldのIPコア を使用することで、インテル®が提供している産業用イーサネットのライセンス体系と合わせ、より広範囲にFPGA ベースの産業用イーサネット・プロトコルに対応することが可能になります。
Cyclone® IV E搭載のTerasic 社Industrial Networking Kitに、CC-Link IE Filed専用ASICのCP-220 と同等の機能である本IPコアを実装することで、FPGAでのCC-Link IE Fieldの検証が可能になります。本デモでは、三菱電機社のGX Works2 ソフトウェア上でのLink upステータスやトポロジー変化の確認を通じて、正常に通信している様子がご覧頂けます。また、本IPはFPGA用IPとして初めてConformance Testに合格しています。