SoC Linux 道場 【其ノ七】 ユーザ回路の追加と動作確認

 

 

最近の組み込み製品では、機能の高度化により Linux® を搭載する例が増えています。

 

この『SoC Linux 道場』では、インテル® FPGA Cyclone® V SoCを搭載したマクニカの Helio ボードをターゲットとして、まず、ビルド済みの SD カード・バイナリ・イメージを SD カードに書き込んで Linux の起動を確認します。

その後、コンパイル環境 (Linux マシン + クロスコンパイラ) を準備し、Linux カーネル・ソース・コードの入手とコンパイル、カスタム・ドライバの作成、SoC FPGA へのユーザー回路の追加、PWM 制御の動作確認といった、Linux に関する基礎的な開発手法を全8回にわたって解説します。

 

『SoC Linux 道場 【其ノ七】 ユーザ回路の追加と動作確認』

『サンプルコード』

資料概要

 

前回の SoC Linux 道場 【其ノ六】までで、カスタム・ドライバを作成して実際に Helio ボードの I/O アクセスができるようになりました。

今回と次回は、Helio ボードの FPGA 上にモーターに対して PWM 制御するユーザ独自のハードウェアを追加して動作の確認を行います。

今回はまず、Helio ボードの LED の様子で PWM 制御できているかどうかを確かめます。

 

<内容>

1. はじめに

2. ユーザ回路を追加

 2-1. カスタム・ハードウェアの作成

 2-2. LED の PWM 制御(コマンド・ライン)

 2-3. CGI による PWM 制御

 

関連資料

 

SoC Linux 道場 【其ノ壱】 ビルド済み SD カード・イメージを使用した Helio ボードでの Linux ブートの確認

SoC Linux 道場 【其ノ弐】 Linux マシンの準備

SoC Linux 道場 【其ノ参】 クロスコンパイラのインストールとコンパイル、GDB デバッグ

SoC Linux 道場 【其ノ四】 GNU アプリケーションのコンパイル

SoC Linux 道場 【其ノ五】 Linux カーネルの入手とコンパイル、カスタムドライバの作成とコンパイル(その1)

SoC Linux 道場 【其ノ六】 カスタムドライバの作成とコンパイル(その2)

SoC Linux 道場 【其ノ七】 ユーザ回路の追加と動作確認

SoC Linux 道場 【其ノ八】 ネットワークアプリでの遠隔 PWM 制御、モーター制御、起動スクリプトの作成方法

 

インテル® FPGA ソフトウェア関連資料一覧